インターンシップにおける目標である、「社会人としてのスキルを身につける」は、最終的に60%ほどの達成率だったと思う。言葉遣いは最初よりうまくなり、お茶くみも速くなった。しかし、とっさに言葉が出ないことがまだまだあり、特に電話での対応が未熟だ。語尾が敬語なのかどうなのか怪しい言葉が出ることや、適切な言葉が見つからずに沈黙してしまうことが多い。さらに、電話は独特の緊張感があり、余計失敗をしてしまった。ただ、自分で仕事を探してできるようになることは、できたと思う。その仕事が最もすべきことだったかどうかはわからないが、やれると判断したのも、すべきだと判断したのも自分であり、そのときできうる最大の努力をしたといえるので向上の余地は十分にあるが、満足はしている。
もう一つの目標として「進路決定」があったが、これも達成したとはいえない。一年間、講義で民法、憲法を受講してきて法曹の道は想像していたものよりもずっと厳しいものであることを痛感したため、他の進路を探す、もしくは法曹にかける価値を認識するために始めたインターンシップだった。だから、自分で納得して進路決定するためにも、この春休みはできうる限り、インターンに出席した。しかし、具体的にこれと決めることはできなかった。進路を早く決めておけば準備の時間も多く取れる。就職するために必要なスキルや資格取得、もしくは資格試験のための勉強などの具体的な計画も立てることができる。高校時代の友人は起業や教師、大学院進学などすでに決めているため、余計に焦ってしまう。ただ、進路の決め方はわかった。それは消去法で選んでいてはいけないということだ。インターンをする前は、正直、政治家になることも視野になかったわけではなかったが、実際の活動を通して、その気持ちは確実に弱くなった。それは政治家、もしくは政治家に関わる仕事は非常にハードだからだ。この期間中、いわき均議員や秘書の方々は、おそらくお休みをとられていない。インターンの私でさえ疲れを感じているのだから、事務所や後援会の方々は私が想像している以上につらいはずだ。なぜ耐えられるのか考えてみた。それは、やはり自ら選んだことだからだと思う。純粋に人のためのしごとができること、議員の仕事がもつ商業とは違ったリターン予測ができないという奥深さなど選んだ方によってその理由は様々だ。しかし、そのためなら苦労を厭わないというような覚悟、信念を皆もっているからこそできるのだと思う。それこそが私にないもので、いまだに進路を決めることができない理由だと思う。
進路が中途半端なままで、進むべき道があいまいだ。しかし、だからこそ今は、法律の勉強をしたい。このインターンで、大きな目標を立てるだけではなく、小さな目標を立てて、それを達成していくことを忘れてはならないことを学んだ。院に進むにしろ、国家試験を受けるにしろ、法律科目が必須である。具体的な先が決まっていない今でもできることだ。止まっているだけではだめだと思って始めてインターン。そのインターンを通して今、自分にできうる最大の努力をするための覚悟は持つことができるようになったと思う。何の職業を選んだとしても常にこうありたい。 |